門司災害昭和28年(1953年)

梅雨前線の停滞による集中豪雨に見舞われ、土石流が発生し死者132名の大惨事となりました。

災害データ

災害発生地区 北九州市門司区(旧門司市)
災害発生日時 昭和28年(1953年)6月28日正午頃
連続雨量 291.2 mm (6月4日~8日)
646.1 mm (6月25日~28日)
最大時間雨量 門司:77.4 mm (6月28日)
下関:77.6 mm (6月28日)
小倉:101 mm (6月28日)

災害の概要

昭和28年(1953年)6月、関門地方は梅雨前線の停滞による集中豪雨に見舞われ、最も降雨の激しい28日正午頃、北九州市門司区(旧門司市)の中央部風師山系の山々が相次いで山腹崩壊を起こし、山津波となって市街地を襲った土石流は132名の尊い人命と、2,098戸の家屋を一瞬にして奪うという未曾有の大惨事を引き起こした。

被害総額は、トンネルの閉塞、重要交通路の切断、通信施設の破壊等44億円に達した。