早良災害昭和38年(1963年)

梅雨前線の北上に伴い集中豪雨に見舞われ、土石流が発生し死者3名の惨事となりました。

災害データ

災害発生地区 福岡市早良区(旧早良郡早良町)
災害発生日時 昭和38年(1963年)6月29日夜から翌30日午前6時頃
連続雨量 420.5 mm
最大時間雨量 110.5 mm

災害の概要

昭和38年(1963年)6月29日夜から翌30日午前6時頃にかけて梅雨前線の北上に伴い、福岡市早良区(旧早良郡早良町)の佐賀県境背振山系の金山付近では局地的な集中豪雨に見舞われ、金山山地に大規模な山腹崩壊が155箇所も発生し、室見川水系の角渓流は土石流の発生によって瞬時に氾濫し、死者3 名、流出等被災家屋768戸、田畑埋没250ha等の被害が出た。

被害総額は、旧早良町の公共土木関係だけでも30億円に上った。

僧座川の状況

僧座川の状況

堆積した転石