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宝満、三郡山系災害昭和48年(1973年)

寒冷前線の南下に伴い集中豪雨に見舞われ、土石流が発生し、河川の氾濫により死者24名の惨事となりました。

災害データ

災害発生地区 嘉穂郡筑穂町、粕屋郡篠栗町、須恵町、宇美町、太宰府市(旧筑紫郡太宰府町)など
災害発生日時 昭和48年(1973年)7月30日夜から翌31日午前2時頃
最大日雨量(3時間) 232 mm
最大時間雨量 115 mm

災害の概要

災害の概要・昭和48年(1973年)7月30日夜から翌31日午前2時にかけて、寒冷前線の南下に伴い、福岡市の南東部に位置する宝満・三郡山系を中心に集中豪雨をもたらし、県下始まって以来の短時間の集中豪雨により、約3,500箇所の山腹崩壊を起こし、土石流となって各渓流を流下し、多々良川水系、御笠川水系等では各所に堤防の破堤、橋梁や道路の流出による交通の寸断途絶をおこし、死者24名、流出等被災家屋35,143戸、その他田畑の冠水埋没2,628ha 等の被害が出た。

被害総額は、226億円に達した。